Build Biz x Dev x Ops Integration with Atlassian Cloud Products
Motivation
開発チーム x プロダクトセールスチーム これらがうまく連携しあってプロダクトは成長する。 これを支援する仕組みは多く存在するが、その選択肢のなかでも、 Atlassian社が提供するソリューションは比較的好んで利用する。
ソフトウェア開発においてよく最初に話題になる事は大体3つくらいある。
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ドキュメント管理ツールをどうするか? ( + システム構成、ERなどの図は何で作るか? )
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開発計画・タスク管理ツールをどうするか?
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コミュニケーションツールはどうするか? ( + 運用に入ると問い合わせの窓口はどうする? )
さらに重要視することとして特に重要だと考えていることは、
これらがシームレスに連携できるかどうか?
この観点を追加した時に、Atlassianは強烈な存在感を放つと考える。
逆に、1, 2, 3 を個別で考えた場合には、先進的なツールは山ほどある。
Notion, Esaなどのドキュメントをメインとするサービス、 Wrike, GitHub Projects, などのプロジェクト管理サービス, Slack, Teamsなどのコミュニケーションサービス, ZendeskをはじめとするServiceDesk業務支援サービスなど
それぞれ個別でみると、正直な感想としては、Atlassian社が優れているものは そこまで多くはない。 (というのは第一印象なだけで、実際に使うとどのサービスもよくできているのと、サードパーティのエコシステムも成熟していてよく運営されていると思う。)
Connecting the dots
Atlassianの製品内での連携はだいたいこの図のような形で構築して運用している。 その他、サードパーティのアプリをインストールして、 Slack連携、draw.io によるConfluence内でのダイアグラム作成機能、 GitHubをJiraと連携させたタスクの連動など、 外のエコシステムとの連携も必要に応じて行い、いかに溶け込ませるかを重要視している。
Why Seamless ?
「なぜ連携を大事と考えているか?」
これは冒頭の話に戻るが、「プロダクトの継続的な成長」に欠かせないのが 連携 だからである。
各サービスが相互に作用することによって、それぞれが成長する。
- ConfluenceのドキュメントはJira Service Deskを介して、FAQとして閲覧されるから定期的に更新される
- Jiraで管理した開発タスク + Jira Service Deskを介した問い合わせが集約されるから、優先順位が適切に決められる
紛れもなくこれはロックインじゃないか! 値上がりしたらどうしようとヒヤヒヤする部分もあるが、 残念ながらここまで徹底して追求できている企業は少ないんじゃないかと思う。 少しずらした立ち位置にはいるが、Salesforce, Adobeなどは近い存在かもしれない。
© Shuhei Kimura.RSS